背景
「防災」を行政や町会まかせでよいのでしょうか。
一人ひとりの取り組みで災害時の被害は減るはずです。また、過去の災害では避難所等で女性の視点を踏まえた取り組みが十分ではありませんでした。この教訓を踏まえ、女性に特化した防災講座を実施します。
講座が目指すもの
1、災害時に自ら考え行動するために基本的な知識を学ぶこと
2、被災した時に復旧・復興に立ち向かえる力を養うこと
3、個々の防災力をつけ、地域へ還元する
4、地域防災力の向上に資する人材の育成
講座内容
日ごとテーマを決め1日60分2コマ(13:30~15:30)を基本に全7講座実施します。
また、最終日には企画発表を設け、聞く人から地域に発信できる人を目指します。
講座の様子
各回の講座の様子は、ブログでご覧ください → Click
第1回 6/25(日) ガイダンス 防災は日ごろから 基調講演
はじめに主催者船橋市危機管理課課長のあいさつ
ガイダンスの後「防災は日ごろから」と題しミニ講座
グループで外出中、被災したらどうする考えるワークショップ
基調講演として、柏市防災研究会の古池さんにお越しいただき地域での取り組みを紹介
第2回 7/23(日) 避難行動 在宅避難
「避難行動」について
水害時の避難スイッチはどこにある?
ハザードマップの見方も学びました。
「在宅避難のススメ」と題し、自宅が無事であれば避難所に行かず暮らすための備えについてのワークショップ
トイレが流せない時にどう使う?トイレ凝固剤、備えていますか?
第3回 8/27(日) 交流会 防災ゲームを体験しよう
今回は、交流会と題し、昨年度の受講生も交えて防災ゲームを体験しました。
自分の大切なものを説明しながらの自己紹介。いつもと違うメンバーでいろいろなお題に取り組みました。
後半はワールドカフェ方式で、何度かグループをシャッフルして話し合い
被災者って何?復興とは?いろいろと考えさせられる防災ゲームでした。
第4回 9/24(日) 多様性視点から見る避難所
避難所について「要配慮者支援」と「男女共同参画」という2つの視点で学びました。
要配慮者が暮らしていける仕組みづくりが必要
避難所での役割分担は、性別だけで役割分担を固定化をしないこと。
第5回 10/22(日) 災害ボランティアセンター 生活再建(外部講師)
災害ボランティアセンターって知っていますか?
実際のボランティアセンターで使う用紙を見てボランティアの活動を理解
千葉県弁護士会の永田先生による「生活再建について」
罹災証明を取った後、どう使ったらいいの?生活再建カードを使ってワークショップ
第6回 12/17(日) 一次救命救急講座 企画を立てよう
あっぱ君を使い、Pushプロジェクトを体験
企画を立てよう!
グループでこれまで学んだことを振り返り
グループごと話し合い、発表テーマを決めます
発表用ポスター作成
次回最終回で発表!
第7回 1/28(日) 企画発表 修了式
各班で「身近な人に伝えたい防災」と題して発表
グッズを貼ったり、プレゼンにも工夫を
市危機管理課課長より修了証授与
最後に、みなさんで意見交換
これで終わりじゃないです!
このつながりをもとに次のフェーズに進んでいただきたい。